国内消費による犠牲数が50万頭を切った、今こそ毛皮ゼロへ
2021年、日本の人々のファッションのための消費によって、49万7千頭*が殺された。
この犠牲がもし人間だったら恐ろしい数だ。それでも、毛皮付きのコートなどの最盛期であった2006年には797万5千頭*の犠牲だったのだ。
2021年の毛皮商品の輸入動向
毛皮付き衣類の輸入量は375,263点、重量では375,981KGだった。
この数字、とても画期的。前年比65%まで減少したのだ。
毛皮付き衣類というのは、トリムとして毛皮が一部についているコートやセーターを指す。一般の人々が手に取ってしまいがちなのが、この分類のものだ。
毛皮原皮の輸入量は、コロナ禍で輸入量が落ちた昨年を上回り、再度10万点を超えた。これら毛皮原皮(全形だけではない)は国内で毛皮を縫製する業者、または毛皮を素材として販売する業者が主に仕入れる。国内毛皮産業はすでにないものの、毛皮縫製のみで生業を立てていたりする。また毛皮を使うことを特色と考えているデザイナーやブランドも一部ある。
今年の統計で浮き彫りになったのは、一般の人はもう毛皮を必要としていないということだ。動物を犠牲にしてでも”本物の動物のふわふわした毛皮製品がほしい”と考える人々のものになったと言える。
ゼロへ!
2022年、この毛皮付き衣類の輸入がなくなるためには、この375000点を購入した人々がこの実態に気がつくことが必要だ。もちろんその人達がどこにいるのかはわからない。だからこそ、より多くの声を上げ、毛皮を身に着けていることが軽蔑の対象になる社会をより強化しなくてはならないだろう。
皆さんの力を貸してください。
後もう少し。
毛皮のための犠牲をなくそう。
*財務省貿易統計の毛皮製品の重量で推定値を計算
動物達を苦しめて、殺してまで、
オシャレしたくないです。
今すぐ毛皮を作るのをやめて下さい。
鰐皮も蛇皮もやめてください。
鳥の羽根も抜かないでください。
人間に皮膚、体毛があるように
毛皮はその動物の持っているその動物だけのもの。
人間達、いい加減他の動物の物を欲しがるのは止めよう。
情けなく恥ずかしい限り。
フェイク毛皮で十分じゃないか!!