「FUR FREE WALK 毛皮反対デモ行進@東京」は、今年が最後。次のステップへ!
13年目を迎える「FUR FREE WALK 毛皮反対デモ行進@東京」は、今年が最後のデモ行進になることをお知らせします。
私達は2005年に毛皮反対キャンペーン開始しましたが、毛皮製品の輸入量は、2006年のピークを境に減少を続け、約80%を削減してきました。あとの20%をどうなくしていくのか・・・デモ行進という手法ではなく、より正確に的を絞った運動に切り替えてまいります。
毛皮ゼロを目指す運動は、新たなステージへ進みます。
つきましては、どうか今一度、お力をお貸し下さいますようお願いいたします。
今なお、毛皮のために命を落としている動物たちの為に、 アニマルライツセンターは皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
次の時代は「完全なFUR FREE」へ
これまでのデモ行進の変遷
2005年冬にリリースされた中国毛皮産業の実態をきっかけに、アニマルライツセンターでは2005年末から毛皮反対キャンペーンを開始しました。これまでも啓発をしてきましたが、2000年以降の毛皮付き製品の急増の裏に、こんなにも無残な動物たちの苦しみがあったとは・・・。
一度その動画を見た人は二度と毛皮を買わないとすぐさまに宣言するほどにひどい状況。動画はWEBサイトや、当時増加していたSNSミクシィなどで拡散され、多くの人の目に触れることとなりました。状況を変えたいと人々が集まり、2006年10月、はじめての毛皮反対デモ行進を行いました。
2005年まで増加し続けていた毛皮付き衣料(襟元などに一部だけ毛皮がついている衣料品)の輸入量は、見事、2007年から減少をはじめたのです。
市民の声が、間違いなく社会を動かしはじめた年でした。
当初は大阪や仙台と同時開催。
2012年と2013年にはアニマルライツフェスと同時開催。
2013年~2015年は国内毛皮産業の廃止をもとめ、2013年のデモ行進は8都道府県での同時開催。
2016年はFUR FREE ASIAという東アジア各国でのキャンペーンの一環として開催。
デモだけではなく、全国でのチラシ配布や企業へのアプローチ、ポスターの掲示などこれまでの運動を通して、2006年と比較すると約80%毛皮付き衣料の輸入が減少しました。
「毛皮は非人道的である」
「リアルファーをつけていたら街で白い目で見られる」
そんな社会が実現しつつあります。
もはやファーフリー運動は一部の声ではなく、日本の大多数の声になりました。ファッションのために動物を犠牲にするということが、日本社会で受け入れられなくなりつつあります。
毛皮反対デモ行進@東京は13年目を迎える11月10日、最後になります。
毛皮反対キャンペーンは次の段階に進みます。
残りの20%をどうやってなくし、そして完全なゼロつまり完全なファーフリーを実現するために、私達はよりターゲットを絞り、よりスピードを上げたいのです。これから、更に皆様のお力が必要になります。13年かかってここまで来ましたが、残りの20%をなくすために、そんなに長くはかけたくありません。一刻も早く、毛皮のための犠牲のない日本に変えていきましょう。
キャッチコピーはFUR FREE JAPANです。
最後のステップを、共に登ってください。
まずは11月10日、最後の毛皮反対デモ行進@東京を一緒に歩いてください!!!