Good news! Sun-Ace(サンエース)ファー&ファーウールフリー!
主に手袋やバッグなどの雑貨を扱うオリジナルブランドをもつサンエースは、Jill Stuartなどの多数のブランドのライセンス販売も行う企業です。そのサンエースが、私達の思いに応えてくださり、「社会的責任と環境保護の観点から」、現在の資材と在庫がなくなり次第、リアルファーと野生種の動物の毛、つまりラクーンウールやフォックスウールなどのファーウールを廃止することに同意してくれました。
在庫なくなり次第ということなのでまだ売られる可能性はありますが、新たな犠牲は発生しません。
要望書を送付してから1週間以内の、早い決断をしてくださったことに感謝します。
ファー、ファーウール、ゼロを目指そう
ファー、ファーウールは、世界的に廃止の流れです。野生種の動物はコロナウイルスの感染事例も多く、今日本の一部で売られているラクーンウールに使われるラクーンドッグ(たぬき)などはSARSの感染拡大があったさいに、その中間宿主となり感染を拡大させた可能性がありました。もともとのウイルスは完全な野生動物に起因していますが、そのウイルスが飼育される動物たちに感染することで、農場にいる動物数も密度も野生とは全く異なるため、一気に感染が拡大し、変異種を生み出すことになります。危険なのは、野生に生きる動物ではなく、人間が集約的に動物を飼育ことなのです。野生種、家畜種、どちらも同じです。
倫理的にも、衛生的にもファー、ファーウールが不適切な素材であることは明確なのです。